top of page

こいこいの出来役と役代一覧表

五光 (15点)

20点札5枚すべてを

そろえた役

四光 (10点)

「柳に小野道風」以外の

20点札4枚をそろえた役

雨入り四光(8点)

「柳に小野道風」を含む

20点札4枚そろえた役

など

三光 (6点)

20点札のうち

どれか3枚をそろえた役

など

赤短 (6点)

赤短札3枚全てをそろえた役

青短 (6点)

青短札3枚全てをそろえた役

花見で一杯(5点)

「桜に幕」と「菊に盃」の

2枚をそろえた役

月見で一杯(5点)

「芒に月」と「菊に盃」の

2枚をそろえた役

猪鹿蝶(5点)

「萩に猪」「牡丹に蝶」

「紅葉に鹿」をそろえた役

手四 teshi(6点)

札が配布された時に手札に同じ月の札が4枚ある状態

など

タネ(1点)

10点札9枚のうちどれか5枚

1枚増えるごとに役代もプラス1点増える  例7枚だと3点

など

タン(1点)

5点札10枚のうちどれか5枚

1枚増えるごとプラス1点

など

カス(1点)

1点札24枚のうちどれか10枚

1枚増えるごとプラス1点

など

親権(6点)

お互いに役が出来なかった時

こいこいをしたが、その後、役が出来なかった時などは

親に「親権」の役がつく

「柳に小野道風」以外の20点役が三枚でなければならないとするルールが主流

化け札

「菊に盃」は10点札とカス札の両方に数えることができる

こいこいのやり方です。

「こいこい」は二人でおこなうゲームです。

早く出来役を作った人が勝ちです。

出来役ができ、さらにもっと大きな役が期待できそうな場合、「こいこい」と言って、ゲームをさらに続けることができます。但し、自分に次の役ができる前に相手に役ができた場合は自分の出来役は無効になります。

相手の出来役を倍得点とする場合もあります。

ゲームを始める前に確認しておいてください。

 

じゃんけん、めくり札などで親を決めます。

親が下図のように自分と子それぞれに、手札を8枚、場札を8枚くばります。これを「手八場八」てはちばはちといいます。

まずは子に4枚

次に場に表向きに4枚

次に親に4枚

 

最初に配った手札8枚に、次の役ができていた場合は、その得点をもらい、次の回となります。

手四(てし)

: 同じ月が4枚あるとき

…… 6点

くっつき

: 同じ月が2枚ずつ4組

…… 6点

 

同じ様に子に4枚、場に4枚、親に4枚の順に配ります。残った札は山札として場におきます。

山札

「手八場八」の完成です

この時、同じ月の札が場に4枚出た時は配りなおし、同じ月の札が場に3枚出た場合はそのままにし、残りの1枚を持っている者が1回で取れる
または同月札が場に4枚出た時親のものとなる、というルールと親の手役とみなされ6文貰えるというルールもある

ゲームを始める前に決めておいてください。

 

手札8枚に、次の役ができていた場合は、その得点をもらい、次の回となります。

手四(てし)

: 同じ月が4枚あるとき

…… 6点

くっつき

: 同じ月が2枚ずつ4組

…… 6点

こちらも採用しない場合があるので事前に決めておいてください。

それでは、ゲームを始めて行きます。

今回は分かりやすくする為に親側の札をオープンで説明します。

 

まず、親から順番に手札の一枚を場にだし月の合う札があれば合札とし、なければ捨て札となります。

次に山札から一枚をめくり同様に月の合う札があれば合札とし、なければ捨て札とします。

合札は自分の手札になるので自分の前に表向きに置きます。捨て札は場に表向きに置かれます。

山札

まずは松からとります。とる順番は自分の狙いたい役、相手の狙っていそうな役などを考えて変えていきます。

山札

山札からひいてきた一枚は合わなかったので捨て札として場に置きます。合札は相手に分かりやすい様に得点別に並べましょう

山札

次に子の順番です。親としては何の役を狙っているのか?手札に何があるのか予想しましょう。

山札

子は柳に小野道風と柳に燕をとりました。山札からは桐のカスがでて場にあった桐にカスをとりました。

山札

次に菖蒲をとります。

山札

山札が桜に赤短だったので迷わず20点札の桜に幕をとります。狙う役によっては桜のカスをとることも可能です。

これで「花見で一杯」と「三光」がリーチです。王手、もしくはリーチと宣言しましょう。

山札

次に子は牡丹に蝶をだして牡丹のカスをとりました。山札が菊のカスでした。

山札

菊のカスが場にでたので親は菊に盃を合わせて「花見で一杯(5点役)」が完成。山札は梅にカスを引いてきたので捨て札に。

山札

この時点で「勝負」を宣言すれば親の五点勝ちです。ただし三光が狙えそうな事、子に役がまだ揃わなそうな事を考えて「こいこい」をします。

子は紅葉い鹿で紅葉のカスをとりました。山札は桐でした。

山札

この時点で子に「猪鹿蝶」の可能性ができました。次に親は梅のカスで梅に鶯の札をとりました。

山札

そして山札から「桐に鳳凰」を引きました。「三光」の完成です。「月見で一杯」「四光」の可能性もありますが、相手の手札を予測してここで「勝負!」

山札

「花見で一杯(5点)」「三光(6点)」で親の11点勝ちです。勝った人が親になります。

​お互いに役が出来なかったり、こいこいをした後に新しく役ができなかった時はゲームは引き分けで親権といって親に6点はいります。

これを正式には12回戦行い、得点が高い方が勝ちになります。

 

 

 

花見で一杯(5点)

「桜に幕」と「菊に盃」の

2枚をそろえた役

三光 (6点)

20点札のうち

どれか3枚をそろえた役

11点の勝ち

bottom of page